養殖サンゴ (久高島近海)
沖縄県において水産物として認められた造礁性サンゴ
造礁性サンゴ
一般的にダイビングや水族館などで見かけるサンゴは、造礁性サンゴといわれ、サンゴ礁を形成する動物です。近年沿岸域の開発やオニヒトデの異常発生等により世界的な規模でサンゴの死滅が進行しています。
このため、ワシントン条約により国際的な取引が制限されています。
日本国内において造礁性サンゴが、大規模に生育する沖縄県では漁業調整規則33条第2項により造礁性サンゴの採取、販売そして所持までが禁止されています。
しかし、平成10年に沖縄県において、造礁性サンゴを水産物として扱うことになりました。これは、造礁性サンゴの養殖が可能なことが分かったからです。そして、養殖により造礁性サンゴを増やせる可能性があると認められたからです。
造礁性サンゴの養殖といっても聞いたことがない方々が多いと思います。この方法は最初の養殖には、自然のサンゴ※が必要ですが、次回からは株分けにより成長したサンゴを「養殖用の苗」にして増殖するシステムで自然のサンゴを使用しなくて済むのです。
このように成長したサンゴは、次の「養殖苗」として大切に畜養し、株分けを行うことで海域への移植・水槽飼育も可能になりました。
※採捕は沖縄県漁業調整規則に基づき、特別採捕許可を得て行いました。
海の宝を陸の人にも楽しんでもらうために
美ら海水族館への納入
国営沖縄記念公園「沖縄美ら海水族館」の近海魚を集めたコーナーに、養殖したサンゴを第一号で納入しました。
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